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ICTを活用したサービスが次々と生まれ、人々の生活に豊かさをもたらす「超スマート社会」が現実のものになってきています。 この社会の下支えとなる新しい価値を創造しているのが、広範囲かつ目的に整合したデータの取得と、 そのデータを解析し課題の発見や問題解決を行うという科学的な方法論、すなわちデータサイエンスです。
インターネットの普及に伴って発展してきた情報化社会は成熟期にありますが、今まさに超スマート社会に向けての激変期の序章に入ったと考えられます。 山口大学では、学内の他の専門分野の教員や、学外の教育機関や産業界との連携を図りながら、データサイエンス人材の育成を目指しています。 その一環として、平成30年度より全学の1年生を対象とした「データ科学と社会Ⅰ」と「データ科学と社会Ⅱ」という2つの科目を開設しています。
「データ科学と社会Ⅱ」のカリキュラムでは、 データサイエンスについての理解を深めるため、県内を中心とする情報系企業等から技術者やマネージャーの方に、 「企業でのデータサイエンス活用例」をお話しいただいいたり、学部専門分野の教員による研究へのデータサイエンス 応用事例等の講義(専門DS)を設け、学生がデータサイエンスを学ぶ意義を掴むことができるように授業を構成しています。